花浅葱の思いつくまま 気の向くまま…
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いちごババロア(2)
前回つくったいちごババロア。
味は満足でしたが、食感に改善の余地あり。
もちろん、好みは人それぞれですから、
レシピが悪いという訳ではありません。
私の好みは柔らかめ。
日曜日に特売でいちごを4パックも買ったので
早くも再チャレンジ。

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見た目はほとんど変わりませんが、ちょっと柔らかめ。
好みの硬さになりました。
ゼラチンを10gから8gに変えただけなのに
こんなに変わるなんて!
(全体量を書かないと意味ないんですけど)

実は、全体量が何ccなのか、わかっていないんです。
レシピの指示は「いちご1パック」。
これって、大きくてきれいに並んでいるいちごと
細かいのが目一杯詰まってる1パックでは
相当差があると思うんですよね。

本当は潰したいちごが何ccになるか
測るべきなんですけど…

まぁ、家で食べるものですから
おいしければいいってことで、大満足。

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プチ遍路〜その8
知多の新四国遍路第8回目

とうとうまたこの日がやってきてしまった。
本四国でもそうだったが、なんともいえない
うれしいような、寂しいような気持ち。
そう、今日はこの知多新四国満願の日。

残りの距離は12K程度と短いので
朝はゆっくり出発した。
名鉄、新日鉄前の駅から、まずは前回打ち終わっている
86番観音寺の方へ向かい、
通り過ぎるような形で85番清水寺へ歩いていく。

清水寺は細い通りに面した、こじんまりとしたお寺。
そこからまた1.5Kほど離れた84番玄猷寺へ。
玄猷寺では朱印を頂く際、
本堂が完成しご本尊様ももうそちらにみえるので、
よろしければ上にあがってお参りしてください、という
お話があった。
せっかくなので、靴を脱いで上にあがり
まだ、内装工事中の本堂でお参りをさせていただいた。

次の5番地蔵寺へは3.5K。
88番に近いので、後回しになっていたところだ。
民家から少しはなれ、畑に囲まれた道を歩いていく。

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地蔵寺へ到着。
お参りを済ませ朱印を頂きに納経所へ行くと、
「歩いてきたの?」とお声がけいただいた。
朱で真っ赤に染まった手が、印象的だった。

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ここから88番円通寺までは2.4K。
まだまだ里山の風景が見られるところ。

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円通寺は少し奥に入ったところにある静かなお寺。
お参りをしようと大師堂へ向かうと、
「撮影禁止」と大きく書かれた張り紙が目立つ。
以前は格子戸がはまり、大師堂の中が直接見えないように
なっていたようなのだが、すでに格子戸はなく
お堂の中が広々と見渡せる。
その為おそらくご本尊だと思われる「馬頭観世音菩薩」さまが
丸見えとなり(現在はこちらのお堂にみえるので)
写真を撮る人がいるのだろう。
確かに魅力的な菩薩様であった。

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その菩薩様の前にはこじんまりとした石仏が
二体並んでいるのだが、その二体の隙間に
なにかふわふわとしたものが詰まっている。
なんだろうと思い顔を近づけてみると、なんと
それは猫だった。

決して広いとはいえないその隙間にはまり込み
堂々と眠りをむさぼっている。
鼻先から5cmぐらいのところでじ〜〜〜っと見ても
全くお構いなしで、薄目を開けようともしない。

私はその猫にすっかり気を取られ、
「え〜〜〜 なにこれ」などと独り言をいいながら
思わず、賽銭箱に納め札を入れてしまった。

ハッ と我にかえり賽銭箱を見ると、
私の納め札はお金が落ちるスリットのところに引っかかり
何とか下に落ちるのを間逃れている。

格子の隙間から必死に手をつっこみ
何とか納め札を引っ張り出すことに成功。
改めて、納め札入れに入れようとすると
そこには全く気配を消し去ったお寺の人がいた…

私はこの一連のドタバタを全部知られているのだと思うと
ものすごく恥ずかしくなったが、それよりも何よりも
その猫を写真に収めることができないのが悔やまれた。
「撮影禁止」の紙、ぼそぼそ言い続けた独り言、
賽銭箱に手を入れていた事実。
これだけそろえば「猫の写真を撮ってもいいですか?」
などと切り出す勇気は、さすがに持ち合わせていなかった。

お参りを済ませ、そそくさと納経所へ急ぐ。
「もう終わりなので寂しいです」と言うと
「何回でも、ぐるぐる回ればいいんだよ」とのお言葉。
そうなんだけど…
ちょっとそういうわけにもいかないな。
このペースで回っていたら、ほとんど仕事ができないし。

別の日に八事の興正寺まで歩いていきます、とお話して
お寺を後にした。
本堂と大師堂を結ぶ渡り廊下が、とても印象的だった。

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そして、とうとう最後の87番長寿寺へ。
大きな道路が多くなり、また街へと戻ってきた実感がある。
JRの線路をくぐると、目の前に長寿寺があった。

さすがに、この知多新四国では感極まることもなく、
淡々とお参りを済ませ、朱印を頂いた。

これまであまり触れてこなかったが、
私はこの知多新四国8日間の中でも、
数々のお接待を頂いた。
それは、車やツアーで回っている方の
お声掛けまで含めれば、本当に数多きものである。

今回、納経をしたことにより、
お寺の方とお話しする機会を得、
またそれとは別に、いろいろと感じること、
考えさせられること、びっくりするようなことも数々あった。

それもこれも、やはりこの旅に出なければ
めぐり合えないものばかりだと思う。

そうそう、この度の遍路で利用させていただいた
愛知札所巡り」のサイトで、浄土寺に行くための、
地図にはない古い道があると教えていただいた。

そんなお話を聞くと、私の好奇心がまたムクムクと動き出し
またいつかこの遍路道へと私をいざなうのかもしれない。
そういう時間が訪れることを楽しみに待っているとしよう。

知多新四国満願 皆様ありがとうございました!

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ベーグル大好き(5)
今日は日曜日

もともと曜日には関係ない生活を送っているが
それでもやはり、日曜日を認識すると
時間の速度がゆっくりになるような気がする。

朝ごはんを済ませ、ぼんやりとお昼は何にするかを考える。
やっぱりベーグルかな…

前々回作った全粒粉入りのベーグルに
ほんのちょっぴり不満があった。
全粒粉を使えばそうなることはわかっていたが
少し膨らみが足りないと感じていた。

今日は粉の配分と焼き加減を変えて、再TRY!

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恐ろしいほど違う出来栄え。
ちなみに、前はこうだった。

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全粒粉の割合を少なくしたので膨らみがよくなった。
加えて、焼き時間を短くしたので硬くなりすぎずに済んだ。
そのほかは気温と捏ね具合。そんなところかな。

料理ってちょっと化学実験みたいだ。
混ぜる割合の違い、温度調整、
おいしさを引き出しあう組み合わせ。
素材の持つ特性を生かした技法。
ほんのちょっと違うだけで、全く違う味のものができてしまう。

中学生の頃から化学の実験が大好きだった。
最近の、この凄まじいまでの作りようは
そういうことが影響しているのかも。

そして、何事でもそうなのだろうけど
基本さえ抑えておけば
後は全く制約を持たない自由な感覚が、
何より好きなのかもしれない。

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プチ遍路〜その7
知多の新四国第7回目

昨日の雨がうそのように、今日は気持ちよく晴れている。
だか風が強く、たまに体が流されるほどだ。

一昨日帰りの電車に乗った名鉄大野町駅に舞い戻り、
そこからのスタート。

大野町駅から68番宝蔵寺はすぐに着く。
68番から次の69番慈光寺へも距離は短い。

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70番地蔵寺へ向かって歩いていく。
左前方に池があるなぁ、と思ったその瞬間、
バチャッという音とともに、魚が豪快にジャンプ!
音につられてそちらを見ると、藤が美しい紫衣をまとっていた。

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藤に見とれて近づくと、水辺がワサワサと動くではないか!
びっくりしてそちらを見ると、カメカメカメカメ、カメだらけ…
のんびり甲羅干しをしていたのに、
私の気配に気づいて、いっせいに水中へ避難したのだ。
カメ、好きなんだけどこんなにいるとねぇ。

地蔵寺に着いてお参りを済ませ、ふと見上げると
電線に仲良くツバメがとまっていた。
ちょっとすました仕草がかわいい。

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そういえば、あるお寺では納経所の中に
ツバメが何個も巣をつくり、ものすごい勢いで
入れ替わり立ち代り出入りをしていたのを思い出す。
伺うと、もうすぐ雛がかえるとのことだった。

春って、命の芽生え、生命の息吹を感じる。
まるで自然界が思いっきり深呼吸しているかのようだ。

71番大智院は「めがね弘法」で知られている。
新四国初心者の私でも、以前からめがね弘法の名前は
耳にしたことがあったのだ。
めがねを掛けた弘法様は日本で唯一と書かれていた。

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ここから72番慈雲寺までは少し長めの6.2K。
地図を見ながら淡々と歩く。

時間的にはもう着いているはずだ。
だが、何かがおかしい。
地図にある目印が見当たらないし、
地図にはない選択肢が目の前に突きつけられたのだ。
改めてコンパスと地図を照らし合わせ確認する。
やはり、道を間違えたらしい。

込み入った道を歩いてきたわけではないので
どこでどう間違ったのか全くわからない。
まぁ、それはどうでもいい。
間違ったことに変わりはないのだから、
修正する方法を考えねばならない。

自分がどこにいるのかもわからないので、
近くにある郵便局で尋ねてみる。
お寺はご存じなかったが、幸い慈雲寺の近くに
簡易郵便局があったことと、地図に記された
交差点の名前から、何とか教えて頂く事ができた。

分かれ道のところにある酒屋さんでもう一度教えて頂き、
無事、72番慈雲寺にたどり着くことができた。
一体どこまで歩いてしまったのか…
地図の案内とは全く違う方向から来てしまった。

次に向かう74番から77番までは
ほぼひとまとまりになっているといってもいい。
これだけの狭い範囲に、なぜこんなにお寺があるのだろう。
5つのお寺、すべて宗派が違うわけでもないようだし。

着いてみると、そこはまるで別世界のようだった。
静かな山里の奥に広がる寺院郷という感じを受ける。
77番浄蓮寺、76番如意寺、74番密巌寺、
75番誕生堂、73番正法院を打ち、
団体さんを避けるように慌しく78番へと向かう。

そんな私を、花はいつでも優しく励ましてくれる。

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78番福正寺をを打ち、79番へ。
この79番妙楽寺の住職が夢による告知を受け
知多新四国を発願したのだという。
それゆえ、なんとなくではあるが
お参りできるのを楽しみにしていた。

ここが新四国発祥の地か…
番外妙楽寺と共に、感慨深くお参りをさせて頂いた。

もう4月も末。
青い空にはこいのぼりが勢いよく
風をはらんで泳いでいる。

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80番栖光院に着く。
この石段の壁のうねりが
時の流れを私に伝えるかのようだ。

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81番龍蔵寺でお参りを済ませると、
「この前会いましたよね」と声を掛けてくださる方がいる。
驚いて振り返るとそこにはなんと、4月4日
新四国第1日目にお会いしたご夫婦がみえるではないか。
確か、6番でお話したはずだ。
まさかここで会えるとは思ってもみなかった。

お話を伺うと、ご夫婦は今日が2回目で、
名古屋に近いところから回っているという。
私は7回目で、ほぼ順番どおりに回っている。
回数も回り方も違うのに、偶然同じ日に同じ場所に来て
再会するとは、やはり、こういうのを「ご縁がある」と言うのだろう。
それにしても、と、驚かずにはいられない。

「ご縁があったらまた会いましょう」と言ってくださったが、
また会えるのかどうか、それは弘法様だけがご存知だ。

82番観福寺でお経を上げ、納経所で朱印を頂くと
住職が声を掛けてくださった。
今日はどこまで行くのか等、お話などをして、
しばしお時間を頂いた。
83番までの道も詳しくご案内くださり、お礼を言ってお別れをした。

83番弥勒寺を打ち、今日の最終目的地86番へ向かう。
時間はまだ16時半ごろだが、86番を過ぎると
どんどん鉄道の路線から遠ざかってしまうので
ここまでにしておくのが無難だろう。

17時少し過ぎ、86番観音寺に着いた。
とてつもなく大きな樹が出迎えてくれる。
樹の根元には祠があり、何かが奉られているようだ。

階段を上っていくと、住職とお見受けするかたが
お堂の前を横切って、どちらかに行かれるのが目に入った。
お参りを済ませ、納経所に向かおうとすると、
先ほどの住職が戻ってこられ
今日はどこから来たのかお尋ねになるので、
「大野町の駅からです」と答えると、
「大野から? かなり距離があるよ」と仰った。
「ええ、なので今日はもうこちらで終わります」といったら
うんうん、といった感じでまたゆっくりと歩いて行かれた。

まだ納経の時間は1時間ほどあるのに
お寺は人気がなく、ひっそりと静まり返っている。
朱印を頂いた後、私は入り口にあった樹が気になり、
階段を降りて、祠の近くまで行ってみた。
そこには白龍様が奉られていたのだ。
夕方、大きな樹の影になったその祠は
ある種、独特の雰囲気をかもし出し、
私を霊験あらたかな気持ちにさせた。

そして、この遍路のここまでの無事と
家族が平穏に過ごしている日常に感謝して、
観音寺を後にした。

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プチ遍路〜その6
知多の新四国第6回目

昨日に引き続き、今日もいい天気だ。
知多の新四国では初めて2日続けて歩く。
出発の時点で既に体が重いということは、
もうすでに体力が低下してきているということだろう。
こんなことで、富士山登頂に挑めるのか…

知多奥田駅から57番報恩寺までは近い。
昨日確認しておいたので、早速そちらへ向かう。
到着し、大師堂の前に立つと中でうごめく人影が!
なんと、お大師様が写真に撮られていた。
真ん前にカメラが据えられ、強烈な照明が当てられている。
近視の私は、薄暗いお堂の中にいらっしゃるお大師様が
いつもよく見えないのだが、お陰様でばっちりお顔を拝見できた。

次の番外曹源寺まではおおよそ8K。
知多新四国のお寺間の距離が一番長い場所だ。

歩いていくと道ばたにひょっこり顔を出している。
あたりを見回しても、お仲間はいないみたい。
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上野間から海のほうへ出る。
ずぅ〜〜〜っと海岸線を歩くのだ。
盛田「味の館」の前を通るが、全く人気がない。
今日は定休日なんだろうか。

利用させていただいている地図には曹源寺までの
「ショートカットかも?」地図の案内がある。
せっかくだからこの道を行こうと海岸沿いに入るが
30mも歩かないうちに、
「お寺に行くなら向こう側の道を歩いたほうが近い」と、
言い方は悪いが、地元のかたの「妨害」に遭う。
30mとはいえ、間違っていない道を進んでいるのだから
戻るのはものすごくイヤなのに、道を通してもらえない。

仕方がないので「はぁ〜」とため息をつき戻ろうとすると
「がんばってね」だって。
もう、こういうときは構わないでほしいなぁ。

道を戻って番外曹源寺、58番来応寺、59番玉泉寺を打つ。
少し歩いて60番安楽寺に到着。
今日は淡々と歩いてしまう。

61番高讃寺の山門は趣がある。
新四国88ヶ寺で、山門のあるお寺は少ない。

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昨日のように休憩なしで歩き続けることができない。
何度となく休憩しながら先へ進む。
71番まで行こうと思っていたが、歩き始めた段階で
今日はそんなにできないことに気が付いた。
そこまで無理をする必要もないし、ゆっくり行こう。

歩いていると、自分が花の知識を
全く持ち合わせていないことに気づく。
見たことはあるけど名前を知らない花々。
見たことのない花にもたくさん出会う。

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62番洞雲寺を打ち64番宝全寺へ向かう。
途中、INAXのライブミュージアム前を通った。
この道を通るのはおそらく10年ぶりぐらい。
以前はこのように立派なものはなかった。
ワークショップなども行っているようなので一度覗いてみたい。

そこからすぐの路地を入ると、なんだか変わったお屋敷。

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門構えも普通じゃない。
部分ごとに、いろいろな種類のタイルが貼られている。
よくよく近づいてみると「伊奈」の表札。
「伊奈って… あぁ、INAXね!」

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調べていないので確かではないが、おそらく間違いない。
だって、門前に陶像?まであるのだから。
そんなお屋敷だったら、防犯カメラぐらいあるだろう。
門前から中を眺め回す、私の姿はさぞ怪しいだろうな。
塀の外側には、12人の陶芸作家さんが作った干支が
並べられていた。

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さすがに常滑焼の町だけあって、道のあちらこちらに
焼き物のオブジェが置かれている。
すてきなものも多いのに、こういうオブジェって
なかなか人に見てもらえないのが辛いところ。

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川沿いの、風景に溶け込んだ古い素敵なお家。

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63番大善院は宝全寺からまっすぐ進んで
左に曲がったところにある。
かどを曲がると正面には、視界を覆う大きな樹!

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ここから少し坂を上り、民族資料館の脇を抜けて
65番相持院へ。
その先、66番中之坊寺まではおおよそ6.2Kと
新四国では少し長めの距離を歩く。
ちょっとへばり気味になってきた。
時間からいっても、体力からいっても今日は67番までだろう。

まもなく66番中之坊寺というところ、
利用させていただいている地図は
ため池の北側からお寺に入るようになっている。
池の前を歩いていたちょうどその時、1台の車が
私の目の前で停まった。

乗っていた男性が窓を開け
「中之坊寺にはもう行った?」
「まだです」
「だったら、あの車の後をついていって」と
前を走る車の軌跡をたどっていくようにと言う。
え?と思ったが「わかりました」と返事をしたら
彼もそちらのほうへ走っていった。

さぁ、私は地図とにらめっこだ。
どちらが正しいのか…
でも、わざわざ車を停めて教えてくれたのだから、と
そちらのほうへ行ってみることにした。

坂の途中から見上げると、上で男性が手招きをしている。
先ほどは気が付かなかったが、なんと
中之坊寺の住職だった。

ろうそくに火を灯していると、先に朱印をしたいと仰る。
なんでも、急用ができて一旦出かけたが、
忘れ物をして戻ってきたところで、私と遭遇したらしい。
なんとご縁のあることよ。

「本当は(お堂を)開けてお参りしてもらいたいんだけど」と
済まなそうにいう住職にお礼を言うと、
彼はまた車に乗って出かけていった。
私はゆっくりお参りし、ひっそりとしたお寺を後にした。

残りの時間は25分少々。
1.4K離れた67番三光院までは十分間に合う時間だが
油断は禁物。道を間違えれば着かなくなってしまう。

少し足早に歩いて三光院へ到着。
だが、すでに納経所は閉まっており、朱印は各自で
行うよう、外に出されていた。
なんだ、急ぐこともなかったか、とも思ったが
こればかりは着いてみないとわからない。

大野町駅へ向かう道…

もっと重い荷を背負いながら
毎日これを繰り返していたあの四国の日々は
やはり特別な何かがあったのだという実感が
ひしひしと私の中に込み上げてきた。
あれは一体なんだったのだろう。
もうすでに、夢の中の出来事のようである。

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プチ遍路〜その5
知多の新四国第5回目

家を出てから2時間以上経っている。

名鉄で内海の駅まで行き、知多バスに乗って中須で降りる。
もうそこは40番影向寺へ入る路地の入り口だ。

幼い時、このすぐ近くへ家族で釣りをしに来ていた。
その頃は海沿いに小女子が天日干しされ、
よくつまみ食いしていたものだ。
もちろん、目を盗んでではなく堂々と、である。

干してある小女子の中には小さな蛸やカニ、
よくわからない白い物体(今でもなんだったかわからない)が
混ざっており、特にその白い物体が私の好物だった。

天日干しの作業をしている漁師の奥さんなどは、
暗黙の了解なのか全くそんなことを気にするふうもなく、
暖かい日差しの中、ゆるやかな空気が流れていた。
今より物もお金もない時代だったが、
人の心はずっと豊かだったように思う。
子供の頃の大切な楽しい思い出の一つである。

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影向寺を出たら一旦山のほうへ入る。
山と言っても、知多の場合はたいした山ではないので
どちらかというと丘に近いかもしれない。
ただ、今日はいつもと様子が違う。
歩いていると、四国の道を思い出す。

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季節柄、道には花があふれている。
つつじがあまりにも鮮やかで、目が痛いほどだ。

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4月だというのに、まるで夏のよう。
少し歩いただけで、汗ばんでしまう。

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上にあがっていくと、畑になっている場合が多い。
なんと、キャベツの花も満開だ。

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43番岩屋寺へ到着。
四国のように、岩肌を削って建てられてはいない。
ただ、聞いた話によると、こちらには貴重な
観音経が納められているそうだ。
また、弘法大師が御留錫、護摩修法された場所でもあるという。

さて、続いて番外岩屋寺奥の院へ向かう。
独特の雰囲気を漂わせる寺だ。
ここには岩を削った場所があった。
四国同様、こちらも奥の院から始まっているのかもしれない。

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ここからひとまず、海のほうへ出る。
42番天龍寺を打ち、41番西方寺へ。

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先日、バス停でお話した知多10回、四国3回満願の老人は
40番から41、42、43と行ったほうがいいと勧めてくれたが、
私の利用している地図はやはり無駄がないように思う。
歩きの場合、打ち戻る距離が短いにこしたことはないし
どのように回ってもいいのだから順番に固執する必要もない。
利用させていただいている地図はこちらから。

愛知札所巡り
これほどのサイトを作ってくださるとは、
感謝感謝でございます。

ほんの少し打ち戻り44番大宝寺への道を行く。
ここも車で行くように勧められたが、
知多に雲辺、横峰ほどのお寺があるとも思えない。

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確かに、少し山のほうへ入っていく感じはする。
新緑の瑞々しさが気持ちいい。

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今日は四国の道に似ている場所が多い。
お大師様も知多をご覧になったとき、
あまりにも四国に似ていることに驚かれたそうだが、
それは現代においても共通することなのかもしれない。

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大宝寺を打ち、47番持宝院へ向かおうと思うが、
地図の道は大宝寺に入ったのと反対に抜けるようになっている。
道がよくわからないので、入り口の売店で尋ねてみた。
すると別の道を教えてくれる。
地図どおりに行きたいので、改めてその道を尋ねると、
「その道は山に入ってしまう。地図が悪い。」といって
教えてくれないのだ。

なぜ、どの人も山の道を教えることをためらうのだろう。
私の身を案じてくれているということもあるだろうから
そういう意味では大変ありがたいのではあるが、
今まで歩いた分ではそのような危険性もほとんど感じないし、
何よりも、かなりショートカットできるという意味で貴重なのだ。

結局お寺の入り口にあるその店で尋ねたため、
境内に戻ることもできず、仕方がないので教えられた道を
歩くしかなくなってしまった。
その道は私の手持ちの地図にはついていないが、
ものすごく遠回りになるのが容易に想像できる。

困ったな、と思いながらしぶしぶ歩いていると、
背後から車がやってきて、私の隣で止まった。
中を覗き込むと、先ほど道を尋ねた売店にいたおばさんだ。
「そっちのほうへ行くから、のせてってあげようか?」

なんということだろう。
四国と違って、知多にはお接待の文化が根付いていない
(と思う)。
なのに、私はここでもその心根に接する機会を得た。
「知多は歩こう」と思っていた私だが、教えてもらった道が
よくわからないことでもあるし、そのご好意に甘えることにした。

47番の持宝院は「山寺」と呼ばれている。
おばさんが言うには「階段が88段もある」ということだ。
何度もそのことを言われるので、一応私も期待に応えるべく
「それは大変ですね〜 がんばります。」と言ってみた。
確かに知多のお寺の中では一番階段の段数は多いかもしれない。
ただ、四国のどのお寺かは忘れてしまったが、300段以上ある
階段のことを思えば、なんでもないことだと感じてしまう。

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実際に数えてみると80段だった。
上にあがって見下ろすと、入り口の池がとても美しく見える。

お参りを済ませ、内海駅の脇を通って、46番如意輪寺へ。
路地を入ると、この辺りにもまだ古い町並みが残っている。

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そして、また海へと向かい45番泉蔵院を打つ。

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ここからしばらくは、海岸沿いの道を歩いていく。
海、もしくは堤防ばかりの景色が続く。

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道端には誰が植えたのでもない花が咲き乱れ、心を和ます。
写真では真っ白にしか見えないが、薄い紫色を宿している。

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歩いていると、ヨットが丘にあげられている。
見るとヨットには「ERIKA」と書かれているではないか。
「え? あのERIKA号?」
ERIKA号といえばあの長江氏のヨットと同じ名前。
世界一周の旅に出たのは常滑港からなので、
現在のERIKA号がここにあっても不思議ではない。
が、あくまでも憶測である。

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海岸から少し入り、48番良参寺を打つ。
ここである男性から声を掛けられる。
そのかたが仰るには、
「40番からずっと一緒だった」とのこと。
話を聞いて私のほうがびっくりしてしまった。
なぜなら、彼は車で回っていたからだ。

4690.jpg

確かに、朝から一度も休憩することなく歩いてきた。
それにしても、お寺間の距離が近いところならまだしも
ここまで一緒とは。
その方は本四国もお参りされており、
やはり他の方に比べてお参りが大変丁寧である。
それゆえ、私と同じペースになっているのだろう。
炎天下でハイペース歩行の私を案じてくださり、
バテたらいつでも車にどうぞ、といわれるが
やんわりとご辞退させて頂いた。

49番へは山を突っ切ってのショートカットコースだ。
おおお〜〜〜ここはまさに四国の遍路道さながら!

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なんだかちょっとうれしい。
知多にこんな道があるとは思っていなかった。

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49番吉祥寺では、また先ほどの男性に会った。
車だとそんなに大回りなのかな。
本四国のお話をしばらくして、ここでお別れとなった。

56番瑞境寺をお参りをしていると、ジャンボタクシーが到着。
先導している男性が大師堂で私に話しかけてきた。

「歩いて回っているんですか?」
「はい」
「本四国も歩いて回られたんですか?」
「(は?なんでわかるの?)ところどころ電車やバスに
乗りましたが、できるところは歩きで回りました。」
「(びっくりしている私の顔を見て)そうですか。
本四国を歩いたのは、杖を見ればわかります。
それで、弘法さんには会えましたか?」
「(満面の笑みで)会えました!」

その人は、私の反応にちょっと驚いているように見えたが、
「歩きだとそういうことも多いだろうね」と言っていた。
お話を伺うと、なんと毎月本四国へ行っているのだという。
いつ行っていたかの問いに私が答えると、
「本四国でも、どこかで会っていたかもしれないですね。」

もしそうだったとしても、本四国ではご縁がなかったのだ。
そして、新四国ではご縁を頂いたということである。
なぜなら四国・知多どちらにしても、お寺で一緒になりながら
お話をしない人がほとんどなのだから。

「きっとご利益がありますよ。」という言葉にお礼を言い、
先にお参りを済ませた私は52番蜜蔵院へ向かった。

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ここは50番から56番までが点在している。
54番は離れた場所にあり打ち終わっているし、
55番もここにはないが、その他のお寺はおおよそ200m間隔だ。
52番蜜蔵院、53番安養院を打つ。
いたるところで出会う花々が本当にきれいだ。

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50番大御堂寺のお参りを済ませたとき、
先ほどの、毎月お四国をする男性がやってきた。
私の顔を見るなり、お札を頂戴という。
もちろん、納め札のことである。

私の札なぞ、ありがたみもなにもないものなのだが
ご所望ならと手渡すと、お返しに錦札を下さった。
それはそうでしょう、なにしろ毎月お四国をしているのだ。
私以上のお四国病に間違いない。

しかしこれは、知多では驚くべき出来事である。
新四国で錦札には早々お目にかかれるものではない。
お参り5日目にして、こんなに簡単に頂いてしまっていいのか。
しかも、錦札にまったく固執していない私なんかに。

なんにせよ、弘法様のお引き合わせ。
ありがたく頂戴し、またご縁がありますようにといって
お別れをした。

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50番大御堂寺と51番野間大坊は隣あわせ。
野間大坊で2ヶ寺分の朱印をする。
次は55番法山寺だ。
今日はできれば57番の報恩寺まで打ちたいと思っていたが、
あと30分ほどで18時。法山寺で終わりだろう。

打ち終わると5分前。
今日は存分に時間を使うことができた。
ここからは名鉄の野間駅が近いのだが、次のことを考えると
報恩寺近くの知多奥田駅まで歩いたほうがいい。

そちらへ向かう近道を歩き出すと、前方には
なんとも薄暗い山道がぽっかりと口を開けている。
というか、最初は口を開けていることにすら
気が付かないほどだったのだ。
さすがの私もちょっとおののいたが、
ここで怯んでなんになる、と、思い切って飛び込んでみた。

駅までの道のり、私は今日一日を振り返る。
いい景色、人との出会い、自分を試される出来事…
歩く機会を与えられなかったら
めぐり合えないものばかりだった。
自分で掴み取ることも大切だが、
与えられたものをどう生かすか。
その前に、どれほど多くのものが自分に与えられているのか
感じ取る能力を、もっと磨かねばならないと思う。

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水を張られ、稲が植えられるばかりになった田んぼの景色が
夕暮れの光の中、とても美しく私の目には映っていた。

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いちごババロア
ここのところブログのアップが1週間遅れになっている。
ネタはあっても毎日更新しないし。
せっかく見に来てくれているのに、ごめんなさい。

さて、チョコレート(豆腐)ババロア以来のチャレンジ、
今日のはいちごを使った「濃厚いちごババロア」だ。
作った人みんながおいしいと書いていたのでちょっと期待。
(チョコババロアもおいしいって書いてあったけど…)

旬のものはやはり値段も安い。
こういうときでないと、なかなか作れないレシピだ。
ケーキなどに比べればず〜っと簡単。
材料を混ぜて器に流しいれ、冷蔵庫で冷やし固めれば
出来上がり♪

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いちごは粒々感が残るよう、フォークで荒めにつぶしてみた。
みんなが書いていたように、いちごの風味たっぷりで濃厚だ。
うん、このレシピは間違いなくおいしい ヽ(^O^)ノ
強いて言うなら、もうほんの少し柔らかいほうがいいかも。
次はゼラチンをちょっとだけ減らしてみようか。
マンゴでアレンジしてもおいしそう。
こうしてどんどん、くいしんぼうの夢は膨らむのである。

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ポンテケージョ
もうずいぶん前の話になりますが、
サッカーのワールドカップが日・韓で開かれるよりずっと前、
仕事でブラジル料理の店へ行きました。

その時に、生まれて初めて“ポンテケージョ”という
パンを食べたのです。
もちっとした食感とチーズの香り…
とてもおいしくて、いくらでも食べられそう。

その他の料理は肉と豆の煮込みなど、
あまり私の興味を引くものはありませんでしたが、
そのパンは大好きになりました。

その後、数回その店に足を運びましたが、
そこではあまりお酒を飲まない私に
「酒を飲まないのにこられちゃかなわん」
てなことを言うものですからすっかり頭にきて、
それ以来そのお店がどうなったのかは知りません。

数年後…
パン屋さんやコンビニでも
ポンテケージョを見かけるようになりました。
ただ、コンビニではいつも買えるとは限らないし
パン屋さんだって、どこでも売っているものじゃありません。
ということなら、つくってみましょう。

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見た目はかなり近いです!
チーズのいい香りが広がって… パクッと一口

ん? モチの味?

材料に白玉粉が入っているから当然だけど…
そういえば、ブラジルに白玉粉ってないよね。
作る前に気がつくべきでした。

調べてみると白玉粉は代用品で、
本当はタピオカ粉を使うんだって。
白玉粉でもモチモチでそれなりにおいしいけれど
次はタピオカ粉を使って作ってみよう。
そして、いつか必ず、あのブラジル料理店のポンテケージョより
おいしいのを作ってみせる!と心に誓うのでした。


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ボストンブラウンブレッド
ずっと以前から作りたいと思っていたものの中に
このボストンブラウンブレッドがあった。

ただ、材料の一つに近所では手に入らないものがあり、
最近パンをよく作るようになったため材料をネットで購入、
その際、ついでにその「モラセス」を注文した。
モラセスというのは糖蜜のこと。

もちろん、近所で買えないというだけで
買うことのできる店はあるのだが、
少し遠いので、なかなかお店まで行けないのが難点。
もしかして東急ハンズにならあるかもしれない。

“ブレッド”という名前がつくだけあって、バターはほんの少し。
材料を混ぜ合わせたら、いつもパウンドケーキを焼いている
型に流し込み、焼き上げる。

この、いつもパウンドケーキを焼いている型は
実は小型食パンのもの。
家にあるパウンドケーキの型とレシピの分量が合わないらしく、
計算するのも面倒なので、少し大きめのこの型を利用している。

さぁ、焼けた♪
形はパウンドケーキだけど、表面の感じが
やっぱりちょっとパンみたい。

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パンだから焼き立てがおいしいだろうと思うけど、
「冷めたら型から出す」と書かれている。
パウンドケーキの本に載っているレシピなので
やはり少し置いたほうが美味しいのかな?
とにかく、初めて作ったものは食べるのが楽しみ。

“普通の有塩バターをホイップして添える”とある。
たっぷりつけると美味しいんだそうだ。

糖蜜の香りって黒パンみたい。
黒糖パンって黒砂糖を使っていると思っていたけど
実はこのモラセスを使っているのかも。
それとも、糖蜜って黒砂糖を煮詰めたものなのかな。

調べてみると、砂糖を作った時に出る廃材なんだとか。
糖分以外のミネラルなどもかなり含まれているようで
廃材というのはなんだかかわいそう。

食べるとき、軽くトーストしてバターを添えた。

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糖蜜のコクと、レモン汁のさわやかさ。
甘いパンにバターの塩気が加わると
さらにおいしく感じるみたい。

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「アメリカではポピュラーなパン」と書かれているだけあって、
日本では、このての味はなじみがないような気がするけど
きっとまたこの“ボストンブラウンブレッド”を作る予感がする。

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プチ遍路〜その4
知多の新四国第4回目

本当は昨日の15日も行くべきだったのだ。
昨日は天気がよく穏やかな1日だった。
むしろ暑いぐらいだったのだが、
雨が降らず特別な用事がなければ行くべきだ。
なんだか自分の怠け心が出たようで、気が引ける。

いくら自由気ままな身分だからといって、
そうそう仕事をせずにいられるわけもない。
どこかで区切りをつけて、次のステップへ進まねば…
元々、やらなくてもいいなら何もやらない性格なのだから。

前回28番まで打ち終えたので今回は29番から。
知多半島の先端部分に近づいているので、
家からそこまで行くのにまず時間がかかる。

電車があるところまではまだいい。
問題はその先にあるバス路線だ。
1時間に1本しかないそのバスに乗るには
効率よく乗ることができる電車も限られてくる。

河和の駅からバスに乗り、矢梨で降りる。
前回はこのバス停から乗って、家へ戻った。
今日は28番へ戻らず、別ルートで29番へ向かう。
詳しくは知らないが、私が利用させていただいている地図は
弘法大師の足跡を記したものではないと思う。
なぜなら、新四国の88ヶ寺が制定されたのは今から200年前。
もちろん弘法大師は生きていない。
(今も高野山で生きていらっしゃるらしいけど)
その頃、妙楽寺の住職が夢による告知を受け、
発願したのだという。
だとしたら、地図の道にこだわる理由もない。

バス停からしばらく歩き29番正法寺へ到着。
お堂の扉は閉ざされているが、お経を上げて
納経所へ向かう。

朱印を受けるとそのお寺の住職が
「平成9年に不審火がでてお堂が全焼し、檀家が30件あまりしかない
この寺で再建は難しいとあきらめていたが、皆さんの寄進により
再建することができました。現在もご寄進をお願いしておりますので
よろしければ…」とお話なさる。

その火事は私の記憶の中にもあり、焼けた後の仏様の写真を
新聞で見たとき、なんとも痛ましいお姿に恐怖を覚え、胸が痛んだ。

ただ、その頃まだ私は「お参り」に全く興味もなく、
どこのお寺かという記憶は抜け落ちていた。

私は私の杖「弘法さん」と一緒に歩いている以上、
この寄進をしないわけにはいかない。
ささやかながら、皆さんと横並びで寄進をさせていただくと
お堂の扉を開けて、黒焦げになった弘法様の坐像を
見せて下さった。

ここから30番医王寺までの道は、丘を越えていく。
30〜34番は固まっており、5ヶ寺分を3ヶ寺で納経するらしい。

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菜の花が鮮やかに丘を染める。

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丘の上には畑が広がるが、
海の近くとは思えない景色も見ることができる。

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まず、最初に着いたのは34番性慶院。
お参りをしてたら団体さんがなだれ込んできた。
こうなると、朱印を受けるのも一苦労。
本四国のように「歩きの遍路」を優遇してくれることはない。
今日は船に乗らなければならないので、気持ちが焦る。

次に33番北室院、32番宝乗院、31番利生院、30番医王寺を打つ。
ほとんど隣同士にあるような感じなので、
どこがどこなのやら、わからなくなってくる。

細い路地の先に、異様な雰囲気を放つ家を見つけた。
塀の上にはぐるぐる巻の有刺鉄線が…
いつの時代のものだろう。
今ではこんな家もなかなか見かけない。

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ここから少し先に「上陸大師」という場所がある。
814年、聖崎に弘法大師が上陸されたらしい。
今では海の中の小島に、大師像が建立されている。

私はそちらへは行かず、そのまま35番成願寺へ向かう。
お寺への路地を入って行くと、昔の「空中廊下」に出会った。

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36番の後、師崎港から日間賀島、篠島へ渡るため、
船の時間を気にしながら、少し急ぎ足になる。
13時をまわっていたのでコンビニでお昼を調達。
36番遍照寺を打ち、師崎港の高速船乗り場へ。
切符を買うと、出向までにまだ8分ほどある。
次の日間賀島では時間がないので
待合所でパンをほおばり始めたら、切符改札のアナウンス。
慌ててなんとか一つお腹に収め、小走りに船着場へ向かう。

10分ほどで日間賀島に到着するが、ここでの持ち時間は15分。
お参りする場所は2箇所あるから、大急ぎでまた船着場まで
戻ってこなくてはならない。
島に着くとちょうど別便で団体さんが到着した。
さぁ、大変!
団体さんより早くお寺に到着して朱印しないと
船に乗り遅れてしまう。

なんとか先に朱印を頂き、次の「鯖大師」へ。
鯖大師は番外でもないのだが、四国の別格4番鯖大師同様、
なぜか行ったほうがいいといわれる。
鯖大師でお経を上げ朱印をお願いしようと思うが、
納経所が見当たらない。
ウロウロしていると小さな張り紙を発見。
それには別のお寺で納経をしていると記載されている。

時間がないのに!
お寺の場所を確認したら、一目散に走り出す。
何しろ、残り時間が5分しかない。

お寺に着くと、先客がある。
その人たちは納経所のところで何かして、
ちょうど窓を閉めるところだった。
私はびっくりして「自分で押すんですか?」と尋ねると
「そうなのよ〜 手が真っ赤になっちゃった!」と
少し不満そうな答えが返ってきた。

私はもうそれどころではない。
窓を開け判を押そうと思うが、判がたくさんあり、
どれが鯖大師の印なのか見てもわからない。
そのお寺の印と、鯖大師の印を分けて置いていないのだ。
どうするの、これ。

時間がないのでどんどん焦りが募ってくる。
それらしき印を4つ押して印をしまい、窓を閉めて時計を見ると
すでに船が出港する時間になっている。
あ〜 乗れなかった… と思ったが、
このお寺から船着場まで、そんなには遠くない。
なのに、船が到着するアナウンスが聞こえなかった。
まだ間に合うかも… と思い直し、港へと走る。

ちょうど港前の信号で待っていると、予定していた
篠島行きの船が到着するアナウンスが入った。
…間に合った。

この船に乗れて本当に良かった。
でないと、次は1時間後?

篠島に着いた。
ここでは1時間の持ち時間。
お参りは50分ほどで済む予定なので、
走る必要はないだろう。

38番正法寺、番外西方寺、39番医徳院を打つ。
ここではやはり先ほどの日間賀島でも一緒になった
団体さんと入り乱れてのお参りとなる。
そして、予定通り50分ほどで港へ戻ってきた。
船を待っていると、お兄さんが待合所にチラシを持ってきた。
見ると「名物! じゃこ丼!」の大きな文字が躍っている。
おいしそ〜 食べたいなぁ。でも船に乗らないと…

じゃこ丼の誘惑に後ろ髪を引かれる思いを何とか振り切って、
また師崎へ帰ったのだった。

陸に戻ると、なぜか体が疲れている。
今日は船の移動があったので、
距離的にはあまり歩いていないはずなのだが。
やはり、日間賀島で走ったせいだろうか。
とりあえず番外浄土寺まで、のろのろと海岸線を歩いていく。

歩いても歩いても、地図にある目印がない。
間違えようのない道なのに、どうしたんだろう。
さすがに少し不安になるが、時計を見ると
まだ30分位しか歩いていない。
港から浄土寺までは2.4Kらしいので、もう少ししたら
目印があるかも知れない。

そう思ってからかなり歩いた先に目印はあった。
まぁ、いい、きちんとたどり着ければそれで。

浄土寺は静寂に包まれており、ホッとする。
ここは「亀さん」のお寺。
境内に結構愛らしい、亀さんの石がある。

ここから先が悩みどころ。
魚広場まで行けば河和駅行きのバスがある。
これは先日も乗ったので、かなり遅い時間まで運行している。
ただ、そこを過ぎるとおそらく内海駅行きのバス路線になり、
最終の時間が何時なのか調べていない。
とりあえず魚広場まで行き、様子を見ることにした。

内海行きの最終バスはこのあたりで17時16分。
まだ少し時間がある。
いけるところまで行って、適当なバス停で乗ればいいか。
ただ、乗り遅れないよう気をつけなくてはならない。
でないと、タクシーを呼ぶ羽目になる。

次の40番影向寺までは4K。
なんとかそのあたりまで、あわよくば40番のお参りまで
済ませたい。
歩きながら通り過ぎるバス停をチェック。
時間を確認しながら先を急ぐ。

どうにか40番近くのバス停まで歩くことができた。
バスが来るまで残り15分。
かなりきわどい時間だ。
たぶん間に合うのだろうが、乗る人が少ないバスのこと、
時間より先に行ってしまう可能性がある。
終バスでなかったらお参りするところなのだが、
やはりここでそこまでの危険を冒すことはできない。

慌ててお参りしても、私にとって何の意味ももたない。
今日、日間賀島でそれを強く感じた。
ゆとりを持ち、感謝の気持ちを内に持ててこそ、
お参りの意味があるのだと思う。

また次回このバス停まで来て、このお寺とゆっくり対峙したほうが
きっと私の心も満たされるのではないだろうか。

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ベーグル大好き(4)
飽きもせずにまたベーグルです。
なんたって大好きなんですから、仕方がありません。

現在の好きなパンの順位は

1位 ベーグル
2位 ポンテケージョ
3位 プンパーニッケル(ポンパニッケル)

と、こんなところでしょうか。
2位と3位はどっちもどっちという感じです。

誤解のないように書いておきますが、
いつもこんなものを食べているわけではありません。
普段はスーパーで特売されている、大手メーカーの
食パンを頂いておりますヾ(´▽`*)ゝ

ただ、最近ちょっと頻繁に作っているというだけです。
それに、一人で食べているわけではないので、
作ってもすぐになくなってしまいます。

前回、全粒粉入りのベーグルを作ったとき、
すでに最強力粉の在庫が少なくなっていました。
たしか、あと少し残っていたはず。
どうしようか…

もちろん、最強力粉じゃなくてもパンはできます。
シナモンロールを作ったときの強力粉がまだあるので
足りない分はそれを使うことにしました。

最強力粉を計量すると148g
一度に使う粉は500gなので、残りを強力粉にします。
家にはホームベーカリーがありません。
材料を混ぜ合わせひとまとまりになったら
台に出して手で捏ねます。

ホームベーカリーは確かに便利かもしれないけど、
手で捏ねると結構いい運動になるし
できたときにも、よりうれしいような気がします。

私が利用しているベーグルのレシピは
ベンチタイムがありません。
捏ね終わったらすぐに8等分してベーグルの形をつくります。
そうして夏なら20分ぐらい、冬なら1時間ぐらい発酵させ、
いい状態になったらお湯にくぐらせてからオーブンに入れ
焼き上げます。

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かなりいい出来栄え♪  \(*^▽^*)/

食べてみると、なんかいつもよりおいしい??

明らかうに違うことといえば、粉の配合と焼き時間。
ベーグルのモチモチ感を作るには最強力粉がいいという
情報があったので今までそれを利用していたのですが、
今日の結果からすると最強力粉と強力粉を
混ぜたほうがいいのかもしれません。

この前はほんの少し焼きすぎ感がありました。
なので、今日は焼き時間を20分から17分にしてみたのです。
これに関しては17分でよさそう。

そのほかに考えられることといえば、発酵状態の違い。
水の量が少し違うだけでも、生地の状態は変わります。
気温と湿度で水の加減が異なるので
そのほんの少しの調整加減が影響していることも考えられます。

どんなモノづくりでも、奥が深いなぁ…

とにもかくにも、作ることができる元気と
おいしく食べることができる健康な体に感謝!

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タルトフロマージュ〜3通りの楽しみかた〜
結局、昨日お遍路から帰ったら21時を過ぎてしまった。
無事に帰ることができて何よりだが、
珍しく結構ドキドキした。

家に着いたらさぞ疲れが出るだろうと思っていたが、
思ったほど疲れはなく、今日に至っては
昨日遍路に行ったのだろうか、という感じさえある。

実は昨日、遍路に出かける朝にタルトフロマージュを焼いた。

先日いちごタルトを作ったとき、タルト台の生地を2台分用意。
1台分は型に入れて焼き、いちごタルトの台となったが、
もう1台分はまだ生地のまま冷蔵庫で眠っていた。
冷凍していないので、あまり長く置かない方がいい。
クリームチーズもあることだし、やはりいつもの
タルトフロマージュを作ることにした。

〜 一昨日のこと 〜

冷蔵庫から取り出した生地を折りたたみ、
めん棒でたたきながら伸ばしていく。
いちごタルトの台が少し薄すぎたので、
今日はあまり薄くなり過ぎないように注意しないと。
均等に3mmって難しい。

慎重に、だが長く時間を掛けすぎないよう
生地を型に敷く。
冷蔵庫で冷やした後、生地の上におもりを乗せて
オーブンに入れ、しばらくしてからおもりをはずし、
もう少し焼く。
これでタルト台の完成だ。

そして夜には台に流し込む、フロマージュを作った。
これはとても簡単だが、作ってから一晩寝かせないといけない。
明日、お遍路に行くととてもやっていられないと思い、
急に思い立ったので作っていたのは夜中の12時頃。

〜 昨日のこと 〜

タルトフロマージュは焼いてから1日寝かせたほうがいい。
お遍路から戻ってからするのもイヤなので、朝焼くことにしたのだ。
6時半ごろから台に生地を流し込み、オーブンで焼いている間に
朝食の準備。

焼き上がりをオーブンから取り出し、
冷めたら冷蔵庫に入れておいてね、と母に頼んで
遍路に出かけた。

〜 そして今日 〜

さぁ、今日はやっと食べる日だ!

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まず最初はシンプルにそのまま頂く。
次はブルーベリージャムを使って
即席のソースを作ってみた。
これも定番の組み合わせだが、
それぞれが引き立てあって、おいしい。

さらにその次には、お皿にココアパウダーを散らし
タルトをおいたら上から粉糖を振り掛け、
ちょっとビターなチョコ味をプラス。
頭の中で描いていたのとほぼ同じ味。
チョコとチーズって結構合うんだよね。

もちろん、コレを1日で食べたわけじゃありません。

こうして、ひとつのケーキを何通りにもアレンジして
食べられるのも手作りならではの楽しみ。

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プチ遍路〜その3
知多の新四国第3回目

電車に乗ってJR半田駅から歩き出したのは10時50分ごろ。
自宅の最寄駅は東海道本線にあるが、知多方面へ向かうには
大府で武豊線に乗換えねばならない。

今日乗った電車は接続が非常に悪く、
乗り換えの時間が30分ほどあった。
四国ではそんなことにも慣れっこになっていたが、
名古屋市内でないとはいえ、こんなことは予測していなかった。
近いというだけで、なぜか油断してしまう。
次回からは乗り換えもきちんと調べて出かけよう。

20番の龍合院から21番の常楽寺へ

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この写真は常楽寺だと思うのだが、確信がない。
22番大日寺までは鉄道に沿って歩いていく。

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今日はジャンボタクシーでお参りをされている方が多い。
3台ほどと一緒になるが、しばらくは同じようなペースで
お寺を回っている。
お寺間の距離が近いと、歩きと車であまり差がなくなってしまうのだ。
それどころか、私より先に車でお寺を出たのに、
私の方が先に着いてしまうことすらある。

22番から23番蓮華院までは400m。
まさにその状態だ。

私が境内に入ったとたん、間髪いれず
ジャンボタクシーが到着した。
乗っているのは先ほどと同じ方々だ。
なだれ込む前に、慌てて写真を撮る。
どこかで流れを変えなければ…

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そもそも私が未熟なのがいけないのだろうが、
お経を唱えているところへ集団でやってきて
鉦を打ち鳴らしながら大合唱されると
自分がどこを唱えているかわからなくなってしまう。
集中して自分のペースを守ろうとするが、
それがいつもできるとは限らない。

今日はまたまた出発が遅かったことに加え、
乗り継ぎが悪かったのですでにお昼近くになっている。
皆さんはどこかで昼食をとるだろうから、
私は四国のときのように、休まず歩きながら昼食をとれば
距離も稼げるし、流れが変わるかもしれない。

菜の花は元気をくれる花。
川の風景にも彩を添える。

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とうとう鉄道が単線になった。

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コンビニを見かけるたび「もう少し先でお昼を買おう」と
考えていたら、コンビニがなくなってしまった。
お昼を先延ばしにしていたので、少し足にきている。

「しまった、先に買うだけ買っておけば良かった…」と思った時
向こうの方にコンビニが見えた。
あぁ〜よかった、これでお昼にありつける。
四国のときは常に携帯用食料を持って歩いていたのだが
新四国には持ってきていない。
やはりこれも近場の油断といえるだろう。

24番徳正寺のお参りを済ませる。
ここでやっと、ジャンボタクシー軍団とは離れられたらしい。
ここから少し細い、旧道だと思われる道を歩いて行く。

すると、どこからともなく醤油らしき香りが漂ってくる。
細い道を挟むように、道の両側には古そうな
味噌・醤油をつくっている醸造所があった。

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覗き込むと、大きな樽!
岡崎の八丁味噌カクキューで見たのと同じだ。

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25番円観寺のお参りを済ませる。
ここから番外の葦航寺へ向かう。

地図に沿って歩いていくが、もうそろそろかなと思う頃、
道が細くなり、近くにお寺がある様子もない。
道を間違えたかと思いちょっとあせる。
お寺の大きな屋根がどこかに見えないか、
しきりに建物の隙間から空を覗いたりする。

お寺なら何でもいいというわけではないので
ここで「南無大師遍照金剛」の旗印が見えれば
それだけでほっとする。

なんとか道を間違えることなく、葦航寺に着いた。
すると、ちょうどそこに来た方が
「ここって葦航寺?」と尋ねる。
私は歩いているとき、あまりお寺の名前を気にしていないので
地図を見ながら「そうですね」というと、
駐車場に向かって「そうだってーっ」と叫んでいた。
その方は2回目なのに、ここが葦航寺かどうか
わからなかったそうだ。

次も番外影現寺。
途中、河和口から海沿いの道に出るが、
堤防があり海は全く見えない。
しかし、なんとなく夏っぽい海の雰囲気だけは
伝わってくる。

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影現寺のすぐ近くに「大砲巻」という和菓子を売る
飴文という店がある。
以前食べたことがあったので、今日はこれを食べるつもりで
お昼を少なくしていた。
なんでも「日本一長い和菓子」だそうだ。

知多の名物というだけあって、お客さんがひっきりなしに訪れる。
味は知立の大あん巻に似ていると思うが
皮が薄く、餡をぐるぐる巻いているので食感は違う。
食べるように1本、持ち帰り用に1本頼んだら、
「食べるならそこにある試食を食べて、持ち帰り用に
1本買えばいい」と1本しか売ってくれないのだ。
ご親切はありがたいと思う。
私も1本丸ごとここで食べるつもりはなかったが、
試食をそんなにたくさん食べるわけにもいかない。

今日は歩き始めてから、ここで初めて座った。
桜の塩漬けを入れたお茶のお接待と大砲巻の試食を頂き、
少ないお昼で満たされないお腹のために、
結局違うお菓子を買って、お店を後にした。

影現寺は少し階段を上がった高台にあるので
海が正面に見える。

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ここからまたしばらく海沿いを歩き、26番弥勒寺へ向かう。
弥勒寺の入り口にはこんなものが…

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これでこのあたりを走り回っているんだろうか。

弥勒寺から27番誓海寺まで4.5Kと、少し距離がある。
時間的には27番までになるだろうな、と思いながら歩きだす。
本当は26番までにして河和の駅から帰りたいところだ。
なぜなら、名鉄はこの河和駅が終点で、
その先にはバスがあるはずだが、時刻も路線も
まったく調べていない。
だいたい、歩きだからバスの時間に合わせて
そこに到着するのは難しい。

誓海寺に着いたのは17時30分ごろ。
参道にいた若い柴犬とじゃれながら、大師堂へ向かう。
ここは番外禅林堂も同じ場所にある。

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手元の資料によると、28番永寿寺までは3.5K。
18時に間に合うわけもないが、朱印をお願いするとき
最寄のバス停の場所を教えていただこうと思い、
もう28番さんには間に合わないですよね、と話し始めると
「あんたは若いからなぁ、28番に電話してあげるわ」と
予想外の返事が返ってきて、何も言えなくなってしまった。

あと15分しかないのに、どうやって3.5Kを歩くというのか。
しかし、ご親切でわざわざ電話をかけてくださっているのだ。
「間に合うと思うけど、間に合わなくても朱印をしてあげて」と
電話の向こうの方に頼んでくれた。

さぁ、大変!
いくら電話をかけてくれたからと言って、
大幅に遅れるわけにはいかない。
慌ててお礼を言い、小走りにお寺を後にする。
1日中歩いてきた足には、かなり辛い。
15分だと歩いたら1Kしか進めないのだから、
できる限り走るしかない。

汗だくになりながら、永寿寺に滑り込む。
時間は18時15分。
なんとか許容範囲内に着いたとは思うのだが、
ドキドキしながら納経所の呼び鈴を押す。

四国では納経時間がかなり厳密で、
いつも17時ちょうどに閉まり、少しでも過ぎようものなら
事前に電話をしたとしても必ず嫌味を言われたのである。

住職が出てきてくださり、快く対応してくれた。
私はお顔を見るなり、遅くに訪れたことをお詫びし、
朱印をしていただいた後に最寄のバス停をお伺いした。

お参りを終える頃には、あたりが薄暗くなって
少し心細くなってきた。
何しろバス停までの地図もないし、道の明かりも
ほとんどないと言っていい。
15分ほど歩いたところで、何か違うような気がしてきた。
ちょうど通りがかった軽トラックのおじいさんに尋ねると
「あんた、それは反対方向だよ」と言われてしまった。

バス停の方まではたぶん30分以上かかるとのこと。
まだ完全に真っ暗にはなっていないので、
他の人にも道々尋ねながら気をつけて行くように、
真っ暗になると物騒だから、と。

お礼を言って今来た方向へ引き返す。
あっという間に暗くなってきた。
地図もなく、人気のない真っ暗な知らない道を歩くのは
結構勇気がいるものだ。

他の人に聞くといっても、真っ暗な道でたまに通る
車に止まって貰うのも難しい。
お寺の住職は1本道だと言っていた。
こういう時に焦ってはいけない、と言い聞かせながら
あたりに気を配り歩いていく。

幹線道路が近い気配がする。
やっと海沿いの道まで出ることができた。
少し先に目印の交差点が見える。
これで帰れると思うと、少し緊張が緩む。

交差点を右折、そこにバス停があると聞いていた。
少し歩いたところにバス停はあった。
時刻表を見ると、幸いにもまだバスはあったが
来るのは30分以上先だ。
今日は天気予報で言っていた通り、
すごく風の強い1日だった。

強風の吹きつけるこの真っ暗なバス停で
30分以上も待つのかぁ。
仕方がない、帰れるだけでもありがたいと思わねば。
凍えないよう、昼間は脱いでいた服を着込み
ジッパーを一番上まできっちりと引き上げる。
待っている間、残っていた食料を食べ
なるべく体温が下がらないようにした。

こんなところで、強風の中遍路小屋で凍えながら食事をした
あの愛媛の体験が生かされるとは、思ってもみなかったな。

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ベーグル大好き(3)
昨日遍路に行ったばかりだというのに、
また何か作りたい気分になっている。
どうしたんだろう、一体…
自分でもよくわからない。

まぁ、いいか。
食べるものを作っても、必ずなくなるから
作ってどんどん物が増えてしまうということもないんだし。

先日ケーキを作ったばかりだから、
やっぱり今日はまたベーグルかな。
ここのところ連発して作っているので、
ベーグル用の「最強力粉」が残り少ない。
小麦粉が値上がりする前にお店がセールを実施、
その時に何の当てもなく買った全粒粉があるはずだ。
それと最強力粉を1:1で混ぜて作ってみようか。

ほんの少し気候が変化すると、パンの発酵は劇的に変わる。
だから、パンを作るたびに
「パン屋さんって大変だなぁ」と思うのだ。
どうやっていつも同じものを作るのだろう。
やはり職人の感ってやつなのか。

その点、自分で食べるものは多少失敗しても
それはご愛嬌というもの、本当に気楽でいい。

なんとなく全粒粉には蜂蜜が合う気がして入れてみる。
うまくできたかな?

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この前のごまベーグルと違って、表面がざらっとしている。
これこそ全粒粉ならではの風合い。
たぶん、ごまは油分を含んでいるから
表面がつるっと滑らかになるんじゃないかと思う。

一口食べると、蜂蜜の優しい甘さと、
全粒粉の香りがふわっと広がった。

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プチ遍路〜その2
知多の新四国第2回目

前回10番から11番に向かう途中のJR東浦駅から
家へと戻ったので、今日はまたJR東浦駅まで行き、
そこから歩き出す。

やはり自分の気持ちにたるみがあるのだろう。
出発時間がだんだん遅くなっている。
それに、日帰りの区切り打ちだと、
雨の日には出かけない。

四国を歩いていた時は、どんな条件の日でも
歩かざるを得ないので、それも修行の一つと
捉えていた。
が、申し訳ない話、新四国に関してはあいにく
「修行」の気持ちをほとんど持ち合わせていない。
それゆえ「家から出かけるのに、わざわざ天気の
悪い日に行くことはない」と思ってしまう。

今日も天気がいい。
歩いていると、思わず汗ばむほどの陽気だ。
11番安徳寺へはすぐに着いた。
というか、新四国ですぐに着かないお寺はない。
一番お寺間の距離が離れているところで、8Kぐらいなのだから。

新四国にも、お寺までの距離を示す道標がある。
これはすっかり地中に埋もれてしまったもの。
でも花に囲まれ、ちょっと嬉しそうにも見える。

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11番からは一旦海の方へと向かい、12番の前に
番外の東光寺、54番海潮院を打つ。

新四国の番外は10ヶ寺で、四国のように
何か特別なものを授かるわけではないのだが、
納経帳に番外も印刷されているし、とんでもない場所に
あるわけでもないので、せっかくだからお参りを
させていただこうと思っている。

歩いていると、目の前にジョイフルが!

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四国でファミレスといえばジョイフルだった。
私が知らないだけかもしれないが、名古屋では
ジョイフルを見かけない。
88ヶ寺だけではなくファミレスまでもが…
と、ちょっと一人で感動してしまった。

この季節は花が溢れるように咲いている。
歩いていても目に鮮やかで、心が艶やかになる。

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亀崎にある番外東光寺へ着いた。
朱印をしていただこうと思い納経所へ伺うと
おじさんが住職に道を尋ねていた。
尋ねられた住職はちょっと困り顔である。

私は今回も私の金剛杖「弘法さん」と共に
歩かさせて頂いている。
新四国では金剛杖を持っている人がほとんどいない。
それだからか、金剛杖を持っているというだけで、
「よくわかっている人」と誤解されるようだ。

困り顔の住職とおじさんが、入ってきた私を見つめる。
「えっ?」と思い「どうされたんですか?」と声を掛けると
10番の目印は何かないか、といわれる。
「戻られるんですか?」と尋ねると
「10番に行こうと思ったら、ここまで来てしまった」とのこと。
私も最初は思いつかなかったのだが、地図を見ているうちに
近くにガソリンスタンドがあったことを思い出し、
それを目印に、通り過ぎないよう注意してください、とお話した。

東光寺を出てすぐのところに「大いちょう」と呼ばれる
その名の通り、大きな銀杏の木がある。
住宅密集地のせいか、かなり刈り込まれているので
本当はどれくらいの大きさの木なのかよくわからない。
すでに新芽が芽吹いて、その小さな葉っぱが
ちゃんと銀杏の葉の形をしているのがかわいらしい。

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54番海潮院はまるで、四国の別格海岸寺のように
すぐ目の前に海が広がる。
でもここでは、堤防が視界をさえぎり、
間近にあるはずの海を臨む事はできない。

ここから12番福住寺へは少し打ち戻るような形になる。
地図上では学校のすぐ近くにあるはずの福住寺だが
歩いていくと心細いばかりに、道が細くなってくる。

いきなり目の前に車が止まり、開いた窓から
「12番はこっち?」と尋ねる人がいる。
私も初めてなんだけどなぁ〜と思いながら、
「学校の近くのはずなので、学校を目指してるんですけど…」と
答えにならないような返事をする。
歩きの道は車が通れないことも多いから、
正確に答えられないのが、なんとももどかしい。

四国と違って、新四国の道にはほとんど道しるべがない。
地図と感で歩いていく。
この12番へも、歩いていて気になる路地を入ったら
そこにお寺があった。

次の13番へ向かうため歩いていると、
車が止まり、東光寺で10番の目印を聞いていたおじさんが
車から降りてきて苦笑いしながら「12番への道を教えて」という。
今こちらに歩いてきたのは車も通れる道だったので、
逆向きだとどうなるか思い出しながら説明する。

車を見送ると、少し離れたところから呼ぶ声がする。
今度は歩きでまわっているご夫婦のお遍路さんが
やはり12番にたどり着けないとのこと。
なるべくわかりやすいように心がけながらお話する。
今日の私に課せられたのは、この役割なのかな。

13番安楽寺のすぐ近くにある神社。

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通り過ぎたところで声がするのでそちらを見ると
地元のおばあさんと思われるかたが、
「歩いてみえたの?」と水路の向こうから
声を掛けてくださった。
「そうです」と答えると、ご苦労様だね、といって
いきなり拝まれてしまった。
ちょっと困りながら「ありがとうございます」といって
笑顔を返すしかない。

13番を打ち終えると14番興昌寺は本当にすぐ近く。
15番洞雲院、17番観音寺、16番平泉寺へと打ち進む。
今日はスタートが遅い。
3月から5月までは納経時間が18時までとのことなので
ぎりぎりまでねばってみるかな。

番外海蔵寺、18番光照寺、どこまでいけるだろう。
20番まで行きたかったが、19番光照院を打ち終わったのが
17時55分。今日はここまでだね。

光照院を出ると、「中埜」があるこの町では
酢の匂いがあたり一面に漂っていた。

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いちごタルト
名古屋市の小学校は、今日4月7日が入学式。
入学式が終わってから、兄の家族が家に来るので
一緒にお昼ご飯を食べることになっている。

その後に食べるデザートを一昨日から仕込んでいるのだが、
この甥っ子が困ったもので、クリーム系のものが嫌いなのだ。
先日もシフォンケーキに添えた生クリームがイヤだといっていた。
おそらく、それに似た食感のものはすべて嫌いなのだろうと思い
事前に兄に確かめたところ、やはりババロアもダメなのでは
との話だった。

しかし、私はババロアを食べたい。
最近少し暖かくなってきたので、つるっとして
冷たい感触のものに惹かれる。

結局、いちごタルトとチョコレートババロアを作ることに決めた。
ただし、いちごタルトにもカスタードクリームが使えないので、
カスタードクリーム抜きのタルト台を考えなければならない。
ババロアは食べないだろうから甥っ子はアイスでいいか、と
ちょっと面倒くさくなって、安直に考えるのだった。

タルトを作ると3日かかる。
1日目はタルト生地を作る。
これを一晩冷蔵庫で寝かせる。
2日目は生地を型に敷いて焼く。
これが完全に冷めたら、中に別な生地を流し込み焼く。
ものによってはこれで荒熱が取れればいいものもあるが
私の場合は、冷めたら冷蔵庫で一晩寝かせる。
3日目にデコレーションが必要であれば施し、
やっと食べられるというわけだ。
なんとも面倒くさくて、気が遠くなりそうになる。

でも作る。
それはただ単に、食べたいからだ。

こうして、今回初挑戦のいちごタルトが完成!

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どうやって切り分けるんだろう、これ。

あまりにも大変そうなので、母にお願い。
私はその間に今朝作ったチョコレートババロアを
器に取り分ける。

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見た目はかなりおいしそう…
切り分けを母に頼んで正解だった。

カスタードクリームが使えないので、アーモンドクリームの下に
チョコレートの層を作ってみた。

期待と不安が入り混じった気持ちで一口。
う〜〜〜ん、やっぱりカスタードクリームがあったほうが
おいしいだろうな〜
少し甘みが足りない気がする…
アーモンドクリームにもう少し砂糖を足すべきか、などと
すでに課題山積である。

チョコレートババロアに至っては論外。
お豆腐を使ったババロアのレシピを見つけ
こちらも今回初挑戦だったのだが、皆さんが言うように
「濃厚、豆腐感なし!」などほど遠い出来栄えだ。
大幅に改良して必ずやおいしい豆腐ババロアを
作ってみせる!と心に誓ったのだった…

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讃岐うどんを求めて〜その2
明日は甥っ子の入学式。
その為、昨日からケーキを作り始めている。
生地を寝かせたりする必要があるので
3日前から準備に取り掛からなければならない。

今日は当日の朝に作る「チョコレートババロア」の
材料となる豆腐とその他もろもろを買出しに、
少し離れたスーパーまで出かける。

そのスーパーは特にお魚の品そろえが充実しているので、
母に声を掛け一緒に行こうと誘う。
まだ11時前だが、どうせ車で出かけるのだったら
ついでに少し離れたうどん屋まで足を伸ばすことにした。

その店は、讃岐うどんを捜し求めている私のために
母が何かの記事で見かけた折、
わざわざその記事を切り抜いておいてくれたところ。

一つ用事を済ませ、そのうどん屋さんへ向かう。
店に着いたのは12時少し前。
すでに、駐車場に入る車がずらっと車道に並んでいた。

あまりの混雑ぶりにびっくりしながらよくよく見ると、
駐車場だけでなく、店の入り口も人であふれている。
チェーン店なのであんまり期待できないかな、と
思って来てみたのだが、これだけの人が来ているのだ。
待つ甲斐があるのかもしれない。

こういう状況で待つのは大嫌いな私だが、
わざわざここまで来て食べずに帰るのも悔しい。
幸い、回転が速いようなのでこのまま並ぶことにした。

嫌になるほどには待つことなく、車を停めることができた。
店頭の列最後尾に並び、そこに置かれている
メニューをチェック。

ぶっかけ、かけ、釜揚げ、ざるなど、並は280円。
これぞ、讃岐並みの値段。
長い列がじりじりと前に進む。
ようやく、うどんを注文する場所にたどり着いた。
私はぶっかけの大を注文。
なぜ「大」なのかと言うと…

これは私の勝手な判断基準なのだが、
讃岐では、大(玉2つ)をペロッと食べることができた。
ずっと同じ味で、飽きることなくおいしく食べることができる。
これはなかなかすごいことだと思うのだ。

「ぶっかけ大ね〜」という掛け声とともに
うどんが出された。
仕上げにきざみ海苔がのっている。
お勘定をし、自分でねぎや天かすを入れて、さぁ一口!

「あっ、おいしい…」
期待していなかっただけに、ちょっと感動。
「大」を飽きずにペロッと食べ終えた。

名古屋でこれだけ食べることができれば文句はない。
丸亀製麺 松葉公園店

ちょっぴり幸せな気分に浸りながら店から出ると、
松葉公園の片隅で、少し変わった枝垂桜が
ひっそりと、それでもめいっぱいに咲き誇っていた。

2008 4 6 1225

携帯でもこれだけ撮れてしまうのだから
なんとも恐ろしい。

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ベーグル大好き(2)
本当は今日もプチ遍路に出かけるつもりだったのだが
あまりにお参りが多いのと、団体さんのマナーの悪さに
少し閉口してしまったので、土日は避けることにした。

荷物が軽いせいか、距離を歩いていないせいか
四国のときとはまったく疲労度が違う。
足が痛かろうが、体が重かろうが歩き始めると
「歩けてしまう」ようになっているのも驚きだ。

することはいくらでもあるのだが、
つい「今日は何を食べようか」などと考えてしまう。
一昨日、シナモンロールを作ったから
またベーグルにしようかな。

でも、どうせ作るなら新しい味に挑戦したい。
今日は黒ごまにチャレンジ。
レシピはプレーンのものなので、それ以外はすべて
「こんなもんかな」というところから始まる。

見た目は上々。
黒ごまベーグルの出来上がり。

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食べてみると…
もう少しごまペーストを入れたほうが良かったかな、と思う。
こういうことを繰り返し、より自分好みの味へと
進化していくのが楽しい。

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プチ遍路〜その1
名古屋に帰ってきてから、1ヶ月近く経った。

疲れや足の痛みはどうせ半月ぐらいで
治るだろうと思っていたのだが、
東京へ行ったときに北海道のYさんから、
「半年ぐらいは足がおかしいと思ったほうがいい」
と、いわれてびっくりした。
なんでも
「足だけはまだ歩き続けている」んだそうだ。

そしてひと月、
足はまだ腫れ